会計は「経営のためにある」というスタンスでやっております。すべての数字は次の意思決定やアクションにつながるように部門設定、売上区分、変動・固定費、勘定科目設定、摘要入力内容を経営者の方と一緒に考えます。さらに重要なのは未来の数字ですので、中期計画や単年度計画のことも想定したうえですべての検討を行います。
当事務所が毎月頂いております顧問料は、営業キャッシュフローの最大化のための取り組みを行うことを主眼として、税務はその一部を構成するという内容になっております。ですので、税務申告のみをご希望の場合は、恐れながらお断りさせて頂くことがございます。
以下は税務顧問における基本サービスです。
おもに経営者の方、経理・財務の方とのお仕事になります。
1.経営ドックによる現状共有 「赤字体質or黒字体質」 「長期の資金収支予測」 「銀行格付けをしてみると」 |
現状の中で改善できることをやることと、中長期において借入返済を含めた収支の予測を行います。 金融機関からの借入がある場合には格付けを算定し、今後の目標設定の際に格付けを上げる指標を取り入れます。 また、売上減少にどこまで耐えられるのか、突発的な環境変化への適応能力も併せてシミュレーションします。 |
「この5年でどんな会社にするか」 「リスクは回避できるか」
|
5年後までにキャッシュ残をどれだけ残すのか、大綱としての数値目標を作ります。 @現状維持計画、A達成可能な最大値計画、B売上大幅減の場合の計画の3パターンを用意し、チャンスに向かい、リスクに備えます。 |
「この1年のあんしんを形にする」 |
|
4.経営のための会計導入 |
意思決定に役立つか、経営者の方が感じる科目や体系になっているかを基軸にした会計を構築します。一般的な体系にとらわれない作りにしますが、もちろん外部報告形式への対応を意識して行います。これを税務申告にも使います。 |
5.入力作業 |
月次決算といえばスピードです。10分遅れで計測されるメーターの乗り物では怖くて乗れないと思います。基本としてお客様が自分で会計入力を行う「自計化」を進めております。取引が行われた近いところで処理できるかどうかがスピードに影響するからです。人員の問題等もあると思いますので、お客様にあった方法をご提案させていただきます。 |
6.月次決算と予算対比 「求める姿になるための1歩1歩」 「状況に対して次の一手を決める」 |
数字はすべて誰かの意思決定の結果ですので、予算とのギャップは必ず誰かの次のアクションにつながることになります。状況は日々動きますので、環境適応するために戦略変更があればそれに併せて予算もシミュレーションして変化させます(全体目標は基本的に維持)。 毎月、月次結果、予算とのギャップ、資金繰り予測などをA4一枚にまとめてお渡しします。表や図を使ってできるだけ肌で感じて頂けるように工夫します。 次の1手を考えるツールとしてそれをいつも手帳などに入れて頂いています(モバイルする会計で「モバケー」と呼んでいます)。 |
7.決算対策 |
|
8.年度決算 |
年度の決算処理を行い、1年間の数字をとりまとめます。併せて税務申告書の作成を行います。 |
ここまでが1年間のおおまかな流れです。そして、また1.〜8.を繰り返します。
会計/税務サービスには経営のために必要な最低限のサービスを含めております。
こちらは経営者の方と経理・財務の方とのお仕事になります。
営業部門まで巻き込んだ戦略立案や行動支援は、さらに一層の時間が必要になりますので別料金のメニューにさせて頂いております。こちらのメニューは営業キャッシュフローが増えたかどうかという結果がすべてのメニューですので、成果報酬型(固定+成果)でやらせて頂きます。
なお税務顧問のお客様は固定部分を無料にしておりますので、完全成果報酬型になります。